FDMタイプが8台、LCDタイプが1台。
Adventurer3X と Adventurer4 はまだ調子が良く、現役です。
LCD(光造形)タイプ、出力物はとてもきれいです。
が、安全性、手間、耐久性、など多くの点で自分の目的に合わないと思いました。
現在は使いたいと思うことがないので放置状態です。
2024年5月に、Ender-3 V3 KE(CREALITY)を購入しました。
各3Dプリンターについて、もう少し詳しい話は ブログの過去記事 にあります。
2022年01月に書いた記事なので、それ以降に購入した機種についてはブログの別記事にあります。
※最近購入したばかりの3Dプリンターについては、まだブログに書いていないことがあります。
X(旧Twitter)には画像付きで使用感などを投稿してるはずなので、気になる方はそちらを参照してみて下さい。
※今まで使ってきた3Dプリンターの中でいちばん使いやすいです。メチャクチャおすすめできます。
静かです。出力精度も良いです。使い始め、使い終わり、すごくラクで簡単です。
ダイレクト式押出機、オートレベリング、PEIフレキシブルビルドプレート、高速印刷可能、組立部品が少ないのでおすすめです。(粗雑すぎる人、不器用すぎる人にはおすすめしません)実際に購入し自分で組み立てて使用しています。購入後5ヶ月経ちましたが、今もとても調子が良いです。
「3Dプリンター、どれ選んだらいいですか?」
と質問されたら、現在の私なら迷わずこれをおすすめします。
自分にとって必需品となった物を以下にリスト化しておきます。
※リンク先URLはほとんどがAmazonアフィリエイトです。でもお互いに何も損はありません。
※ヨドバシドットコムで探してみると、たまにそちらの方が安い場合がありますので要チェケラ。
※私は基本的にほぼPLAしか使わないので、以下はほぼすべてPLAフィラメントです。実際に自分で使ってみて「これいいね」と感じたフィラメントのみをリスト化しています。
※私の定番フィラメントです。安いのに品質が安定していて良いです。
※安価で安定していて使いやすい、私的定番PLAフィラメント。「スプールなし」が在庫切れの場合は、「スプール付き」を購入しています。グレー色が出力後の善し悪しがわかりやすいのですが、eSunのグレーは暗色で少し紫色が混じっているように見えるので(実際に数回購入、使用、確認済みです)、現在は銀(Silver)を購入するようにしています。銀と表記されていますが、私にはライトグレー寄りのグレーに見えます。
※ハイスピード対応、PLAフィラメント。スプールが段ボールっぽい厚紙で作られているので廃棄も簡単ですね。最高速度300mm/s対応とのこと。
※2024年5月になって初めて購入しました。
1年以上前から存在は知ってましたが、これまでは全然購入しようとは思いませんでした。電子部品の方で先にELEGOOという名前は知ってましたが、「3Dプリンター用フィラメントの方はすぐに市場から消えるんじゃないか」と思ってました。競争が激しい分野ですから。長期保存ができないある種「ナマモノ」の食品系に近い商品です。でも意外なほど生き残っていて、「これは試してみるしかないな」と思って購入してみたんです。期待してなかったんですが、「なんだこれいいじゃない」と思いました。
※反射の少ないマットな灰色(グレー)。出力後の状態がわかりやすいので、私は定番カラーとしてほぼいつもこのカラーを使用しています。人気があるのか時々在庫切れになりますが、安定して安価です。1番おすすめです。
※灰色(グレー)が、出力時の精度や精細さが1番わかりやすくて好きなんですが、在庫切れの場合はそれに近いカラーを選びます。
※マーブルカラーもいいですよね。どう見ても大理石で好きです。
※耐候性、耐高温性能、強度、で比較するならPLAよりもPETGが優れています。出力しやすさはPLAと同程度なので、PLAではぎりぎり溶けてしまうとか耐候性がもう少し欲しいと思う場合はPETGを使用してみるといいです。PLAからいきなり(出力が難しく有害ガスが発生しやすい)ABS、ASA、PC(ポリカーボネイト)へ手を出す前に、まずは安全なPETGを試してみることをおすすめします。
※繰り返し使える小型の除湿剤です。自作防湿BOX(3Dプリンター供給用)に入れて使用しています。
※繰り返し使える大型の除湿剤です。大きな防湿BOXに複数のフィラメントを入れて、長期保管しておくために使用しています。定番フィラメントはストックしておきたいですからね。
※1kgのフィラメントが入ります。少し余裕があります。3Dプリンターへ供給中のフィラメントを入れておくために使っています。除湿乾燥剤と小型の湿度計も一緒に入れて使っています。
※1kgのフィラメントを箱ごと6個以上入れられます。湿度計が付いています。大きい除湿乾燥剤を入れて、予備フィラメントストック用、長期保管に使用しています。
※供給中フィラメント箱から3Dプリンターまでを、フィラメントむき出しにせず、内部抵抗の少ないチューブで接続しています。3Dプリンターの部品として使用されているのと同じ素材のチューブです。3Dプリンターの補修部品としても使用可能です。
※箱に簡単にPTFE(テフロン)チューブを接続するための「ワンタッチ継手」という接続具です。
※PTFE(テフロン)チューブを潰さずに切断するための器具です。ハサミ、カッター、ニッパーなどで切るとチューブが潰れてしまうので、フィラメントを通そうとすると引っ掛かったり抵抗が大きくなったりしてしまいます。できるだけきれいに切断するための道具です。
※四角(スクエア)ナットです。ステンレスがオススメです。今はまだINCREWAYが一番割安で、品質も悪くはないです。
※六角穴付ボルトです。長さ6mm~30mmまで、必要に応じて購入し、使用しています。ステンレスがオススメです。
※六角穴付ボルトです。上記TRUSCO製か、オノカツ製がオススメです。
※充電式、中折れペンタイプのインパクトドライバー(電動ドライバー)です。6.35mmのビットが使用できます。正転逆転できます。くの字に曲げて壁面にネジ止めしたり、ストレート状態で真下床面にネジ止めしたり、使い分けができます。パワーがあるので、これ1台で、多種のネジ止め・ネジ外し・穴開け・切削まで様々なことが可能です。
※充電式電動ドライバーです。トルクもそこそこあり、無理に連続使用しなければバッテリーの持ちも意外と良いです。手でも回せるといううたい文句ですが、力一杯回したら壊れるそうです。まあそりゃ壊れるよね。数年前に購入して常用していますが、今もまだバッテリーも問題なく普通に充電でき、充分使えていますので、無茶な使い方さえしなければ耐久性も充分良いと思います。
※電動ドライバー用(6.35mm)ビット、M3六角穴付ボルト用です。ボールポイントで長めなので、何かと使い勝手が良いです。
※電動ドライバー用(6.35mm)ビット、M3六角穴付ボルト用です。ボールポイントではない上に短いので、できるだけ真っ直ぐ力を掛けてねじ込みたい場合などに適しています。
※手回しドライバー、M3六角穴付ボルト用です。
※手回しドライバー、M3六角穴付ボルト用です。上記TRUSCO製か、Wera製がオススメです。グリップは太めの方が使いやすいです。
※出力済み品をベッドからはがす時に使います。私はこれを刃物のように研いで使っています。付属の幅広のヘラはとても使いにくかったのですが、幅25mmのこれを使うようになってからは不便を感じたことはありません。自分で研げない方は「サッシヘラ」ステンレス製、幅10mm~30mmくらいがオススメです。幅が広いと使いにくく、幅が狭いとベッドを削ってしまいがちです。
※樹脂製ノギスです。金属のノギスを当てたくない材質の場合に活躍します。ペン立てに入れておくと便利です。
※ノギスは必須アイテムですね。何かのキャップやケースを作る時には、特にこれが無いとピッタリサイズを作るのはとても難しくなります。ポケットサイズなのでペン立てなど筆記用具と一緒に保管しておくこともできますね。
※15cmの金属製の直定規です。小さいので筆記用具などと一緒に手軽に持ち歩けて、ペン立てなどにペンと一緒に立てて置けて、その上値段が安いのでとてもおすすめです。
【印刀】
※ブリムやバリを削るには彫刻刀(切り出し、印刀)3~12mmが使いやすいです。
※550円(2023年05月08日時点)まずは9mmがおすすめ。9mm幅と刃の角度がちょうど使いやすいので、とりあえず試しに使ってみるならまずはこの1本。DIY店や文房具屋に行けばもっと安く購入できるかも。手元に切り出し彫刻刀があるなら、一度それで試してみて下さい。カッターよりも使いやすいと思いますよ。
※610円(2023年05月08日時点)刃の角度の問題で、彫刻刀の場合、私は最大幅12mmまでが使いやすいです。ブリムを手で除去した後、残ったバリを私は最初に12mmで削ります。
※543円(2023年05月08日時点)小さいカーブの内側は、彫刻刀なら4mmが削りやすいです。
※1566円(2023年05月08日時点)印刀ですが彫刻刀ではありません。印鑑を作るための(刃物鋼の棒を研いで刃を付けた)ものです。篆刻刀(てんこくとう)・鉄筆(てっぴつ)とも言います。(ネットで検索しても3mm刃の画像が出てきませんが)3mmの刃の角度はかなり寝ており、約22度の角度で、刃が細長いので、4mmの彫刻刀よりも小さい円やカーブの内側を削りやすいです。細い棒状なので、グリップは自分で工夫して作ると使いやすくなります。
【砥石】
※彫刻刀には、砥石が必須です。どれか1つ使えるようになっておくと何かと便利です。
※1399円(2023年05月08日時点)白色セラミック側を使います。安い割には良い品だと思います。研ぎ油と一緒に使います。水でもいいんですが、その場合は頻繁に濡らす必要があるので蛇口の近くでする必要があります。油なら時々ティッシュか布で拭き取るだけで使えます。固定するために、下に滑り止めシートか、濡らしたぞうきんなどを敷くとよいです。私は自分で考えた固定用の専用台を3Dプリンターで作って使用しています。購入後、均一な平面でないようならダイヤモンド砥石で修正してから使うと良いです。
※3419円(2023年05月08日時点)白色セラミック側を使います。スウェーデンの有名なナイフメーカー製です。上記のDMDと大きさはほぼ同じ、見た目も似てますが別物です。(私は両方購入して持ってます)
※1813円(2023年05月08日時点)1200番のダイヤ電着のダイヤモンドシャープナーです。研ぎ油を併用して使用します。砥石に比べると小さいのでお手軽感があります。私ははがして、専用台を作り、滑らないように固定して使っています。
※551円(2023年05月08日時点)私はセラミックシャープナーやダイヤモンドシャープナーで研ぐ時にこれを併用しています。成分はシリコンオイルです。
※2104円(2023年05月08日時点)一般的な砥石の1000番です。包丁やナイフなどにも使える大きさです。これは水で濡らして使います。使い方は裏面に書いてあるのでその通りに使います。
※3299円(2023年05月08日時点)シャプトンの1000番の砥石です。これも水で濡らして使います。一般的な砥石よりはやや硬めですが、よく研げて、仕上がりも良いです。砥石はシャプトンを使ってるとちょっと自慢できるくらい有名なメーカーです。使い方は中に入っている紙に書かれています。
【ドリルビット】
※穴をきれいにしたり、正確な寸法に整えるなら「木工樹脂用ドリルビット」。充電式電動ドライバーで手軽に使えます。
※1626円(2023年05月08日時点)ドリルビットセット、木工樹脂用のショートサイズが使いやすいです。
※積層中はがれにくく、完成後はがしやすく、1枚1年以上使えてます。Adventurer4 と Adventurer3X はこれに貼り替えています。この3M(スリーエム)のプラットフォームシートはほとんどの販売店で在庫無しになってますね。(2023年4月)現在すでに入手できなくなってますね。とても残念です。再販を強く希望します。
※2023年4月、購入しました。耐久性などはこれから更に使い込んでみないとわかりませんが、実際に使ってみたところ、食いつきも良く、はがしやすく、とても使いやすいです。すごくオススメです。商品には2種類ありますが、間違えないようにして下さいね。Adventurer4
にはマグネットシート”無し”でOKです。4Liteにはマグネットシート付きです。理由は、Adventurer4
のベースにはすでに強力なマグネットが入ってるので、それ以上マグネットは必要ないからです。4Liteのベースにはマグネットが入ってないので、マグネットシート付きが必要なのです。
購入後すぐのツイート(画像付き)
FLASHFORGE公式サイトでは「マグネットシート付き」しか販売されていない状況です。
ので、下記を参考にしてみて下さい。
追記 - PEIシート、マグネット付きしかない - でん⚡きかいでんのブログ
今でも私はPEI鋼板プラットフォームが気に入っています。
おすすめです。
※2024年10月、Adventurer4本体も販売終了になっています。マグネットシート付きしかもう残っていませんが、Adventurer4用PEI鋼板プラットフォームを入手するなら早めに購入された方が良さそうです。